39歳の春、乳がんと診断されました。
こういうのって本当に突然やってくるんですね。
まさか自分の人生に「がん」なんてワードが入ってくると思ってなかったので、宣告された日はショックでした。
頭ハゲちゃうのかな〜とか
おっぱいなくなっちゃうのかな〜とか
不安なことも沢山ありますが
これから始まる闘病生活と気持ちの変化を記録していきたいと思います。
よければ、どうぞお付き合いください!
乳腺腺腫で経過観察だった
実は30代に入ってから乳腺腺腫が見つかり、ずっと経過観察でした。
年に一度、エコーとマンモをしていたのですが問題なし。
34歳で妊娠すると乳腺が発達するので、検査は一旦終わり。
出産して授乳が終わったらまた再開することになっていました。
そうこうしてる内にコロナが流行り、乳腺外来には疎遠に…
4年ぶりの健康診断で要再検査に
仕事復帰して1年目の健康診断で、再び乳腺腺腫を指摘されたのですが経過観察に。
2年目の健康診断で要再検査になりました。
「あーハイハイ。乳腺腺腫ね。マンモ行ってこいってね。」
そんな気持ちでした。
まさか乳がんなんて微塵にも思っていない頃。
1回目の組織検査
県内で一番大きな乳腺外来のある県立病院を受診。
エコー検査で腫瘍があり、組織検査をすることに。
「良性だと思うけどね〜一応やっておく?」
その時の先生も軽いノリで深刻さはゼロ。
がん宣告
二週間後、結果を聞きに再び来院。
せっかく遠出してきたし何食べて帰ろうかな〜
と呑気に構えていました。ところが、、、
「腫瘍マーカーの結果は悪性。つまり乳がんです」
突然のがん宣告。真っ先に思ったのは子どものこと。
慌てて「治るんですか?」と聞いてみましたが
さすがドクター。「治療頑張りましょう」とだけ言われました。
詳しい検査もしていないのに、治るかなんて期待させること言えないですよね。
そこから一気に不安が増し、後半の説明は覚えていません。
将来への不安
会計までは持ち堪えましたが、病院を出た瞬間涙が溢れました。
うちはシングル家庭なので、子どもを残して死んだらどうしよう。
頭ハゲちゃうの?おっぱいなくなる?
大好きな仕事は?
次々に、不安なことが駆け巡って車の中で大号泣。
なんで私なの?なんでいまなの?
離婚してシングルなって、さらにがんなんて
神様のバカヤローーーと可哀想な自分にも泣けてくる。
でも帰れば子どもが待っている。
散々泣いて、気持ちを落ち着かせてから家に帰りました。
がんを告白した時の家族の反応は、また今度!